お迎えから2年。怪獣王子との暮らしで学ぶこと

纁・お迎えから2年経過

我が家にきてちょうど2年と2ヶ月の怪獣王子。
現在、2歳5ヶ月。

我が家の王子たちは、歴代(と言っても3頭だけど)みんな平均より小ぶりサイズ。
その中でも怪獣王子はサイズとしては一番ちっちゃくて4kgちょい。

ちっちゃいのだけど、中身は野生の猫のようで…デレがほとんどないツンデレ気質。
もうね、前世は山奥か密林で暮らしていたのでは?ってくらい、猫要素しかも野生の猫要素高し。

触られるのイヤ。
抱っこされるのイヤ。
ぐいぐい距離詰められるのイヤ。
自分のテリトリーに誰かが入ってくるのイヤ。
(これは、程度の差はあれ、動物は持ってるんだけど…怪獣王子は己のテリトリーの範囲が広い)

突発的なことも苦手で、まだまだいろんな経験値を積んでいる最中。
だいぶ生活音には慣れてきたのかな?と思うけれど、それでも電話したりビデオ通話したりしてると「なんだ?なんだ?」ってなるし、わたしの咳き込む音やくしゃみも許容範囲外。

2年も一緒にいるのに未だにわからない地雷はあるし、気を抜くと(地雷を踏んで)出血していたり、歯形が残っていたり。

人間だったらかなりのDV具合では…?
と思わなくもない。笑
(明らかな地雷踏み抜きなら、こっちに非があるから諦めるけど…八つ当たり的なものも多々ある)

それでも、なんとか平和に暮らせる様に試行錯誤するのが、家族として迎えたわたしの努め。
まあ、この2年…しかも現在進行中で時に心くじけてしんどかったりするのだけど。

よく、犬を迎えて「こんなはずじゃなかった」みたいな話があったり、聞いたりもするけど、犬と暮らして10年ちょっと。

怪獣王子ではじめて、そう思う気持ちがわからなくもないなってなった。

それぞれ個体が違うから当たり前なのだけど。
お兄ちゃん王子たちと全然違って、同じように接しても全然ダメで。

個体に合わせた、適切な接し方…っていうのを、わたしも学んでいる最中。
これは以前に学んだトレーニング方法なんかの認識の上書き、と言ってもいいかもしれない。

行動分析だなんだって言われたりもするけれど、生き物としての接し方にプラスして、そのコに合わせた接し方が必要なんだよね、って思う。

余談だけれど、ここ数年、怪獣王子のように取り扱いが難しいコが増えているらしい…。
昔のコたちは、良くも悪くもおおらかだったとか。

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