インテリア雑誌やサイトでカーテンやラグを変えるとガラッとイメージ変わります、的なことが書かれているけれど、ホントにそうでした。笑
我が家は一般的なマンションで、全室フローリング。
カーペットなんかはお手入れ大変だから全室フローリングは別にいいのだけど、フローリングのワックスって定期的に塗り直さないといけない。
それって結構重労働。
範囲も全室なので、結構な広さになる。
どうしようかなあって思ってたとき、引越ししたお友達がSNSで書いていたのが『貼って剥がせるフロアシート』
1m単位の切り売りで、必要なところにだけ使えるというもの。
ビニール素材だからお手入れも簡単、シールタイプなので貼るのも簡単。シールの粘着力は弱めで剥がしても跡残りなし…という触れ込み。
ちゃんと粘着力と色味の確認にサンプルを取り寄せできるのもいい。
(購入者レビューに、ダイソンの掃除機かけたら剥がれた…とかもあったので、確認できると安心)
これ、よいのでは?とサンプルでチェックしてから、寝室の床面積に必要なm数を計算してぽちっと注文。
そこそこ金額がいくので、それなら…とポイント倍になる日を狙って。
必要なところにだけ使えるので、寝室全面ではなくてもいいかな…とちょっと思ったけれど、目的は王子たちのトイレ粗相からフローリングを守ること(これ以上、悪くならないように)なので、潔く全面貼ることに。
最終的に購入したメートル数は、約5畳分で11m(幅90cm×11m)。
作業したのは予定のない休日。
朝から作業スタート。
販売サイトのフロアシートの貼り方を参考に、寝室の床から退避できるものは他の部屋などに退避させて、雑巾掛けをしてから貼りはじめる。
さすがにベッドは他の部屋へ…っていうのは無理だったので、貼り終わった方へ移動させる…という方法で。
間取りによるだろうけど、貼る手順はざっくりこんな感じ。
- シール台紙を剥がす前に、柱や出入り口のドアフレームの凸凹などの位置を確認
- 不要な部分で事前にカットできる箇所はカット
- 端からずれないようにシール台紙を剥がして、しっかり空気を抜くように貼っていく
フロアシート幅よりも広い面積へ貼る場合は、隣り合う部分を1cmほど重ねて貼る。
わたしは、この重ね貼りになる箇所を増やしたくなかったので、壁の長い面に並行に3回に分けて貼ったけれど、柱やドアフレームの部分は結構大変。
しっかり測ったはずなのに、なぜかずれててカットした凸凹部分が合わない…とか。
我が家の寝室、ウォークインクローゼットもあって、そこの出入りは引き戸タイプ。
この引き戸の金具の部分だけシートを回避させるのが大変で大変で。
ウォークインクローゼットの中までフロアシートで統一すると一番いいんだろうけど、力尽きてクローゼットの中は諦めた…。
サイトには、広い面に二幅以上並べて貼る場合、フロアシートの柄はつながらないとあったので、一気に一枚で貼るんじゃなくて潔く凸凹部分ごとに分けて貼った方が楽かもしれない。
(その分、シートの使用量は増えるんじゃないかと思うけど)
そんなこんなで、朝からはじめて途中にちょっと休憩を挟みつつ、終わったのがだいたい6時間後。
終わった後は、もう何にもしたくない…ってなった。笑
そもそもなんで、フロアシートを貼ろうと思ったのか、というと。
住み始めてから7年目くらいのときに、動物病院でも使われているというUVコートのフローリングワックスへ全室塗り替えた。
このUVコートワックス、動物病院でも使われてて水拭き掃除が可能、多少の滑り止めが効く、水性ワックスに比べて10年以上お手入れ不要…と心惹かれるポイントが満載。
長期間お手入れいらないなら、ちょっと初期投資しても…と導入したんだけど、我が家のフローリング材と相性が良くなかったのか、半年ごとに3回も補修が必要な事態になったという。
さすがに4回目に「補修必要かも…?」と思った時は、もう無理だわ、と。
補修費用が別途かかるということもあるけれど、何よりもUVコートワックスを契約した業者の対応があんまり良くなくてもう頼みたくない…ってなっちゃったから。
(マンション管理会社のハウスクリーニング部門では取り扱ってない)
結果、寝室だけでフローリングワックス塗り替えた金額の10分の1くらいだったので、全室フロアシート導入してもワックス塗り替えに支払った額の半額くらいで収まったんじゃないかと思われる。
もうね、最初からフロアシート導入すればよかった!って思うけど、あの時はこんな簡単なものがあるって知らなかったから仕方ない。
このフロアシート、我が家はホワイトウッドという木目調のものを選んだけれど、レトロなタイル風やモザイクタイル、モロッコタイル風など柄が選べるので、使う範囲によってはこういった柄物もお部屋のイメチェンになっていいかも。
寝室に使った残りが半端にあるので(なにせ、販売単位は1m)王子たちのお食事エリアとかゆくゆく迎え入れたい観葉植物の鉢の下とか、汚れやすそうなところにサイズ合わせて使おうと思っている。
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